構図を考えながらラフを描きます。
私はアナログです。
だいたい4～5枚くらいは描いてみて、その中から良いと思うものを選びます。
が、今回は時間がなかったのでほとんど脳内ラフでしたがw

超汚いラフ公開(T_T)何プレイ…
スキャン使えなくて写真ですみません。ちょっと濃くしたけど；
   
 
最初は【闇の路地裏商店街】という作品名で描く予定でした。
地面が透けていて、フードの生き物がすり抜けて買い物しているような雰囲気でした。
もう少し絵的に面白くしたかったので、浮いてる商店街にしようと思いました。
ラフを描き直す時間がなかったのでそのイメージのまましぃぺで描く事になりました。

ラフは自分のためにあるので、自分がわかればいいです。
こういう絵を描くぞ！というメモみたいな感じです。

ラフでは、
①どこをアイレベルするか
②消失点はどこにするか

を決めています。
考え方としては、見上げた絵？見下ろした絵？
どこを見せたいか？などで決めています。

ラフにアイレベルを引くとこういう感じです（赤色）
青色は高さの基準線です。


 
今回は空に風が抜ける感じを出そうと思い、少しだけ見上げた構図にしました。
画面中央にパース線が集まるようなイメージでラフを起こします。
あとすごく上の方に、高さの消失点があります。

  
大事なのは、ラフの段階でパースを意識しながら描いていくということです。

これが出来ないと、いざパースを取ろうとしたときに、あっちに合わせるとこっちが合わない、こっちに合わせるとこっちが合わない、という事態に陥ります。
私はこれがわかるまですごく苦労しました(^-^;

ラフが決まったら、しぃぺに移ります。




続きは余談です。
「じゃあどうしたらパースを意識しながらラフが描けるか」の話です。

[3回]

 
 
これはもうパースの勉強をするか、絵を描きまくって感覚で捉えるしかないと思います。
 あるかもしれないけど、その方法は私は知りません＾ｐ＾；

パースの事をここで説明するには量がすごいのと私の知識量じゃ人に教えれるレベルにないので、全然わからないよ～という方は、各自でお勉強してみてくださいm(_)m

お勉強の方法のひとつとして。
私は、教本を買って1ページ目から同じように描いてみました。
面倒くさいですが、急がば回れです。
練習していたときの記事がブログにあるので、良かったら見ていってください。
ブログカテゴリーの【パース練習・背景練習】で練習の一部を公開しています。
  
本を買って読んでもなかなか理解出来ない、私みたいな人は、実際に紙と鉛筆と物差しで線を引いてみるというのが重要だと思います。
全く理解してなかった私でも、今くらいまでは描けるようになったので、誰でも理解できます^^要は 飽きずにどこまでやれるか、自分との勝負です。
私も現在もまだ絶賛勉強中です。


勉強をする前はパースが先にあって、それに沿って描けば素敵な絵が勝手に描けるくらいに思っていました。そんなわけがない(笑)

パース→絵　の順番だと思ってたんですが、実際は頭にイメージかあって、パースはそれを紙に描いていくための物差しでしかないんですね。

まずラフ(イメージ)があって、その後にパースを取って、確定していく感じです
説明下手で申し訳ない…
 
 
あ、最初にも言いましたが、色々間違っているかもしれませんからね(￣∇￣;)
パースを必要としない絵もありますしね。

それに絵は嘘も含めて「この様に見える」があれば良いんじゃないかなーと思います。
パースに拘る必要も無いといえば無いです。
自分が描きたい絵がどういうものなのかが一番大切だと思いますｂ
私は自分が描きたい絵が絶対パースを必要とするものなので勉強してますけど^^
 
時にはパースを無視して描いたり、わざとはずして描いたりしてらっしゃる上級者の方もいらっしゃいます。
ですがわざとパースをはずして描けるのはパースを理解しているから出来ることです。
私も早くそこへ行きたいーーです。（憧れ）
 
  
今はパース定規などがあって便利なのですが、結局そのパースを使ってどこに線を引くかは自分が決めるので、奥行きの圧縮など、色々な事がわからないと、どこに線を取ったらいいのかわからなくなってしまいますので、一度は教本で勉強してみるのがお勧めです(^o^)
何度も言いますが理解を早めるには、実際に描いてみる事です。

しかしパースって慣れていかないと、複雑なものは難しいのですよねー。
私もまだ簡単な構図しか描けません…
いつか見る側に、パースを意識させないパースを使った絵を描きたいと思ってます…。
某先生のように（*´ｐ｀*）

余談終わり。